今年も働きやすい職場づくりを目指してがんばろう
楽しいお正月休みをお過ごしでしたか? 年末年始に出勤された方はおつかれさまでした。国共病組は今年も働きやすい職場づくりを目指してがんばります。不払い労働をなくす取り組みを進めるとともに、業務量が多すぎる、年休がとれないといった問題を増員によって解決することを求めていきます。
退勤時間調査から:時間外請求できない!年休とれない!
10月〜12月の退勤時間調査には多くの方のご協力をいただきありがとうございました。どの病院でも、時間外請求できない、年休がとれない、休憩が時間どおりとれないといった違法状態に困っているという声が聞かれました。みなさんの要求を職場改善につなげられるよう一緒にがんばりましょう!
- 年休を請求しても、業務が回らないといってとらせてもらえない。
- 年休は3日あったが、師長がつけた。自分で請求できない。
- 年休希望しても週休にされた。
- 更衣室で仮眠している。(2交替)
- 仮眠はとれないことが多い。(2交替)
- 人員を増やしてほしい!
- 1年生は時間外請求するなと言われている。
- 時間外を師長が認めてくれない。
- 前残業が請求できると思わなかった。
- 十数年働いて、今年はじめて時給がアップした。(パート)
- 昼休憩15分、ごはんを食べるだけ。
- 時間外請求しないという契約になっている。(パート)
札幌の時間外不払い問題、いまだに解決せず
札幌医療センターが2014年9月に労基署の是正勧告を受けた時間外不払い問題が解決していません。是正勧告から3か月も経つのに、不払いの対象者や金額などが確定されず、いまだに不払い分の支給がされません。また、病院は組合と協議せずに、一方的に労働条件を変更しました。タイムレコーダを各部署に設置して「時間管理する」として着替えの時間を労働時間からはずし、時間外請求のしかたも変更しましたが、説明が不十分で職場は混乱しています。病院が時間外を減らしたいのはわかりますが、不払い問題についての反省と、「時間外が発生した場合はきちんと時間外手当を支給する」という法律遵守の姿勢を、まずは職員に示すべきではないでしょうか。
これまでの組合との交渉で、病院は是正勧告の内容や、勧告にどう対応するか、今後はどう改善するかといったことを明らかにしないため、北海道労働委員会のあっせんに入り、2月24日の次回期日までに数回交渉をして労働委員会に報告する「見守り交渉」の形をとることになりました。