6月6日交渉、8日(水)始業時30分ストライキ予定
国共病組の「夏季一時金3か月+5万円」の要求に対し、5月31日の連合会回答は、「2.025月(財源)」でした。昨年の夏季一時金1.975月から0.05月アップです。国共病組はさらなる引き上げを求めて、6月6日に連合会と交渉します。また、夏季休暇や、子育て支援、夜勤回数、違法当直などについても交渉します。みなさん、応援よろしくお願いします。
2.025月は「財源」、あなたの一時金は何か月?
連合会の提案は2.025月ですが、あなたの一時金は2.025月ではありません。夏季一時金は、2014年度の個人評価と2015年度下半期の病院実績が反映されます。新人さんなど、2014年度に在職していなかった方は全員「C=標準」です。また、みなさんから0.03月分を引いて、評価A・Bの成績優秀者に加算するしくみのため、同じ病院でも個々の支給月数はバラバラです。
子育て支援制度の就学前までの「制度変更は困難」
組合は育児のための「勤務時間の短縮」と「時間外勤務の免除」の対象を、3歳未満から就学前の子に拡大することを求めています。連合会は春闘交渉では、「切実な要求。交渉は今後も応じていきたい」と改善に前向きな態度でしたが、今回の回答は「勤務体制の調整の面から、現行制度を変更することは困難である」と後退してしまいました。病院は交替制勤務ですから、ちゃんと人員配置されていれば時間外勤務はしなくていいはずです。「保育園のお迎えにいくために、せめて時間どおりに帰らせてほしい」というお母さんの気持ちがなぜわからないのでしょうか? 組合は離職防止のためにも制度の拡充を求めていきます。
「宿日直の取扱いは、適切に実施されているものと考える」
「適切に実施」されていませんから! 組合はこれまでの交渉で、夜間の当直帯の業務が多すぎて厚労省の宿日直許可基準が守れない「違法当直」となっている実例をあげて改善を求めてきました。なのに連合会は、病院の夜間体制の実態調査もしなければ、指導もしない、無責任な態度です。