国共病組

国共病組とは国家公務員共済組合連合会病院労働組合です

国共病組(こっきょうびょうそ)は国家公務員共済組合連合会病院で働く仲間の労働組合です。
国共病組の正式名は「国家公務員共済組合連合会病院労働組合」と言い、1959年2月に結成されました。
連合会病院の14の病院が結集している組合です。連合会病院で働く仲間は、職種や雇用形態にかかわらず、どなたでも加入できます。
患者さんから喜んでもらえる仕事がしたい。明るく生き生きと健康で働き続けたい。
そして自らの生活をより人間らしく豊かなものにしたい。 こんな思いを実現するために労働組合は存在しています。
組合には、仲間の暖かい心、人間的なふれあいがあります。 何でも話し合い、信頼しあう人間関係があります。
あなたの悩みをともに悩み、理解して、一緒に解決しようという仲間がいます。
希望に燃えて、働くことの楽しさ、生きていることの喜びを、心から感じることのできる職場を一緒に、力を合わせて作っていきませんか。

  

160412「給与改定については誠意をもって対応したい」 16春闘交渉報告 4月13日ストライキ中止

給与改定に関する連合会代表交渉委員発言

 平成28年度(2016年度)の給与改定については、現段階においては、具体的回答はできないが、平成28年度の給与改定の提案をする際には、国共病組の意見も聞きつつ、誠意をもって対応したい。

 国共病組は、「本俸4万円以上の引き上げ」など、いのちと健康を守る仕事にふさわしい賃金水準、働き続けられる職場の実現を求めて、4月11日の春闘交渉に臨みました。連合会は当初、「給与は国公準拠」、「病院の経営状況を踏まえて回答する」などと繰り返していましたが、春闘にあたって、今後の賃金交渉に向けて誠意を示してほしいとの組合の要求に応え、前向きな発言を引き出すことができました。このため、4月13日に予定していたストライキは中止します。職場のみなさんのひきつづきのご支援、ご協力をよろしくお願いします。

子育て支援は「切実な要求。交渉は今後も応じていきたい」

子育て支援に関する連合会代表交渉委員発言 

育児に関する勤務時間の短縮、時間外勤務の免除について、現行の3歳未満から小学校就学前までと変更することについて、国共病組から切実な要求を寄せられたと認識している。本日は双方の意見の隔たりがあったが、この点に関する交渉は今後も応じていきたい。

 子育て支援制度の「勤務時間の短縮」と「時間外免除」について、対象となる子の「3歳未満」を「就学前まで」とすることを組合は要求しています。子育ての時期は「お互いさま」と職場では助け合っていますが、「時短をとっているのに人手不足で帰れない」、「定時に帰るために時短をとっている」などの実態があります。今の制度では、子どもが3歳になったとたんに定時に帰れなくなり、時間外や遅番などもしなければなりません。子育てのために病院を退職することを防ぐには制度の改正が必要です。連合会は、「非常に大事なことだと思うが、体制的に難しい」などと消極的ですが、定時に業務が終わるような人員配置がされていればこんな問題は起きません。子育て中の職員が自分の経験を活かして働き続けられることが、医療の充実につながると組合は考えます。

介護支援制度は「パンフレットを作成して周知したい」

 組合は介護支援制度をもっと使い勝手のよいものにすることを求めています。また、現行制度についても、「介護休暇は対象家族1人年5日・2人以上年10日、1時間・1分単位でも利用できる」、「勤務時間の短縮あり」、「介護休業は2週間前申請だが、特別な事情は対応する」といった具体的な内容を知らない職員が多いと指摘しました。連合会は、子育て支援と介護支援をあわせたパンフレットを作成して周知していきたいと回答しました。

組合の要求実現! 連合会に「ハラスメント相談窓口」

 「病院内では相談しづらいパワハラはどこに訴えたらいいですか?」――ある組合員の相談をきっかけに要求してきた連合会本部への「パワハラ相談窓口」の設置について、連合会は「ハラスメント相談窓口」としてセクハラ相談に加えてパワハラ相談も受けつけることになりました。

あなたの病院には私たちの生活と職場を守る労働組合「国共病組」があります。