国共病組

国共病組とは国家公務員共済組合連合会病院労働組合です

国共病組(こっきょうびょうそ)は国家公務員共済組合連合会病院で働く仲間の労働組合です。
国共病組の正式名は「国家公務員共済組合連合会病院労働組合」と言い、1959年2月に結成されました。
連合会病院の14の病院が結集している組合です。連合会病院で働く仲間は、職種や雇用形態にかかわらず、どなたでも加入できます。
患者さんから喜んでもらえる仕事がしたい。明るく生き生きと健康で働き続けたい。
そして自らの生活をより人間らしく豊かなものにしたい。 こんな思いを実現するために労働組合は存在しています。
組合には、仲間の暖かい心、人間的なふれあいがあります。 何でも話し合い、信頼しあう人間関係があります。
あなたの悩みをともに悩み、理解して、一緒に解決しようという仲間がいます。
希望に燃えて、働くことの楽しさ、生きていることの喜びを、心から感じることのできる職場を一緒に、力を合わせて作っていきませんか。

  

140417 虎の門:栄養部非常勤職員に「不払い休日手当」全額支給

現場の人が組合に加入し、がんばって声をあげて、組合と一緒に交渉した結果です!

 栄養部非常勤職員28名が、栄養部長の違反で、2008年7月から祝日を休日とされず休日勤務をさせられていたことについて、2011年10月までの3年3カ月分の「不払い休日手当」が追加支給されます。2013年12月に、2011年11月から2013年10月の2年分については支払い済みですから、これで問題が発生した2008年7月から2013年10月までの5年3カ月分の「不払い休日手当」が全額支給される成果となりました。また、連続勤務をさせていたことについては25%の割り増し賃金の不払いとなっていましたが、これも今回一緒に支払われます。

 2013年12月18日の労使交渉で、病院は法律の過去2年分は支給したと回答。組合は、長年違反してきたことについてきちんと謝ること、割増賃金の支払いについては法律の義務「過去2年」にしばられずに誠意をもって全額支払うよう要求し、その結果、組合の主張が実現しました。

きっかけは現場の人の声でした

 「祝日がどうして休みでないのか?」、「なぜ非常勤は職員より休日が少ないのか?」と
疑問が出されたことです。非常勤のみなさんの雇用契約書には、休日は「日曜日・土曜日および当院の定める祝日とする」とあります。

非常勤職員栄養士の「差別・賃下げ査定賃金制度」は廃止せよ!

 なぜ勤務評価制度よりきびしい「差別・賃下げ査定制度」をするのでしょうか。組合は3月13日に意見書を提出しました。栄養部が非常勤栄養士に対して、2009年10月から実施している「能力査定賃金制度」の導入および時給引き下げが、病院会議を経ない不適切な仕方で進められたものであったことが、団体交渉において明らかになりました。国共病組は原状回復を求め、能力査定賃金制度の撤回、不当に賃金を引き下げられた者に対する2009年10月以降の差額分の支給、そして、今後の時給の引き上げを要求します。

NURSE WAVE 看護の日行動


チラシ→東京医労連

日時:5月14日(水)10:00〜16:10
場所:新宿明治安田生命ホール新宿駅西口
記念講演 講師 村上加代子さん
 2001年2月、国立循環器病研究センターの看護師村上裕子さん(当時25歳)が、仕事からの帰宅後、くも膜下出血で倒れ、翌日亡くなりました。不規則な勤務、夜勤の負担、恒常的な残業があったことなどから、両親は過労死認定を求めて提訴し、2008年大阪高裁で「公務災害」と認める判決が出ました。優子さんのお母さんで、ご自身も看護師である加代子さんにお話をいただき、私たち医療・福祉労働者の働き方、命をいま一度みつめなおす集会にしましょう。

 参加希望は虎の門支部まで tora-union@w3.dion.ne.jp