ご入職おめでとうございます
東北公済病院に入職されたみなさん、おめでとうございます。国共病組東北公済病院支部は、国家公務員共済組合連合会の病院で働く仲間の労働組合です。全国の連合会病院の17の病院(分院含む)に国共病組の支部があり、東北公済病院支部もそのひとつです。「安心・安全の医療、看護の実現」、「働き続けられる職場」、「非常勤職員と正職員の格差是正」などをめざして、全国の仲間とともに運動を進めています。
組合は職場に問題があれば病院と交渉して改善しています。あなたも組合に加入して、働きやすい職場を一緒に作っていきましょう。賃金や時間外労働、休日など、わからないことがあったらなんでも聞いてくださいね。
宮城野分院の職員全員の雇用を守ろう!
宮城野分院は2016年4月に本院と統合されることになっています。病院は「分院職員全員の雇用を守る」と約束しているのですが、この3月、9年間働いた非常勤職員のAさんが、「もうあなたのポストはない」と言われて泣く泣く退職していきました。たとえ非常勤職員であっても、何回も更新した人は簡単に雇止めすることはできません。組合はただちに病院に説明を求め、さらに要求書を提出しました。
病院は、「解雇とか契約打ち切りとは言っていない、Aさんが誤解して退職願を出したのだ」と説明しましたが、誰だって「ポストはもうない」なんて言われたら、もう仕事はさせてもらえないのだと思いますよね? 誤解を招いたのなら、明らかに病院の説明不足です。組合が要求書を提出してから、すぐに病院はAさんに電話で謝罪して、「本院になら仕事がある」と伝えたそうですが、Aさんはもう戻るつもりはないそうです。
もし病院が退職を求めるような言い方をしてきた時は、きっぱり「やめない」と答えましょう。そして、すぐに組合に相談してください!
「震災時にいた職員」だけじゃないでしょ!
病院は「震災時にいた職員の雇用は守るが、震災後に入職した職員の雇用は保障できない」と言っています。本院と統合するにあたって、職員全員の雇用を守るのが当然です。常勤職員も非常勤職員も、全員の雇用を守らせましょう!