大手前病院に入職おめでとうございます。大手前病院には、労働組合があります。国共病組大手前病院支部です。国家公務員共済組合連合会の病院で働く医療労働者の労働組合です。全国の連合会病院の17の病院(分院含め)に国共病組の支部があり、大手前病院支部もそのひとつです。
「安心・安全の医療、看護の実現」「働き続けられる職場」「非常勤職員と正職員の格差是正」などをめざして、全国の仲間と運動
を進めています。
また、この4月入職のみなさんもほぼ、大手前病院職員で採用されたと思います。私たち労働組合は「大手前病院職員を連合会職員へ」を求めて運動を進めてきました。
運動の経過
労働組合の全国的な運動と大手前支部では約4年前から連合会職員化を求めてきました。昨年は4月は2表職を中心に20名、10月には看護職(4月入職)の連合会職員化がされ、今年は本日付けで2表職を中心に16名の連合会職員化がされます。
全国的に2表医療技術職を正職員にしない動きが約4年前ぐらいから強められてきました。この方針(正職員で雇用することを認めない)を強めてきた連合会に対して、中央交渉ごとに連合会職員化を要求し、各支部でも病院と交渉を行ってきました。
その中で2010年の年末に、連合会の判断ではなく「正職員化は病院長裁量」の連合会回答を引き出しました。しかし、定数の縛り、経営改善病院は連合会との協議などにより具体的に正職員化は進みませんでした。
2011年も連合会・病院との交渉を強める中で、2012年になり全国的に成果があらわれ始めました。さらに本年も連合会職員化は進んできましたが、大手前も含め全ての常勤的非常勤の職員が正職員になったわけではありません。引き続き運動を強めていく必要があります。
同じ業務をしている職場の仲間が連合会の都合で違う身分にされていることに怒りをもって、今回正職員になった方も含め運動を進めるため、組合未加入のみなさんに労働組合への加入を訴えます。