国共病組

国共病組とは国家公務員共済組合連合会病院労働組合です

国共病組(こっきょうびょうそ)は国家公務員共済組合連合会病院で働く仲間の労働組合です。
国共病組の正式名は「国家公務員共済組合連合会病院労働組合」と言い、1959年2月に結成されました。
連合会病院の14の病院が結集している組合です。連合会病院で働く仲間は、職種や雇用形態にかかわらず、どなたでも加入できます。
患者さんから喜んでもらえる仕事がしたい。明るく生き生きと健康で働き続けたい。
そして自らの生活をより人間らしく豊かなものにしたい。 こんな思いを実現するために労働組合は存在しています。
組合には、仲間の暖かい心、人間的なふれあいがあります。 何でも話し合い、信頼しあう人間関係があります。
あなたの悩みをともに悩み、理解して、一緒に解決しようという仲間がいます。
希望に燃えて、働くことの楽しさ、生きていることの喜びを、心から感じることのできる職場を一緒に、力を合わせて作っていきませんか。

  

110422 面談の満足度低し…助言・指導の機会生かせず

連合会勤務評価2次試行アンケート


 連合会アンケートでは、同じ設問が評価者にもありますが、被評価者の満足度のみ公表されました。目標設定の面談、試行後の評価・育成の面談とも、「『満足できなかった』を大幅に上回る4割が『満足できた』と回答」と連合会はまとめていますが、全体から見れば、4割しか満足していないわけです。この数値は1次試行のときと変わりません。「面談の意義」について、記述があったうちの評価者65%、被評価者72%が「助言・指導の機会」と回答しているにもかかわらず、満足度の低い結果になったのは、せっかくの機会が生かせていないからだといえます。

面談の平均時間は16分


 そもそも「面談が実施されていない」というのは論外です。それでは試行になりません。「十分な時間がとれなかった」との回答も多く、ただでさえ業務が忙しいのにさらに面倒なことを……という職場の空気が感じられます。「上司に意欲なし」も同様の理由が考えられますが、評価者としての資質に欠けるともいえます。それを端的にあらわすのが被評価者と評価者のギャップです。目標設定の面談では、「自分の目標が上司に受け入れられなかった」、「自分の思いを掘り下げて考えてもらえなかった」などの不満が出されています。評価・育成の面談では、「自分の思っているような評価がされなかった」(本人が評価を知らされた?)、「評価者の面談能力を上げてほしい」など、評価者に対する厳しい目が向けられました。評価結果を本人に伝え、助言・指導したなら、連合会のいう「人材育成」のツールかもしれませんが、試行では評価は非開示です。これで制度を検証したといえるでしょうか?

国共病組アンケート 公平な制度か? 相談窓口は機能するのか?


 評価結果を開示して「公平な制度か検証」を求める声は50%ありました。公平さを担保するために重要な苦情相談窓口は、連合会によると試行での利用は0.5%しかなく、まったく機能が確認されていません。公平な評価ができると思う人はわずか4%です。

みんなが納得する公平な制度になるまで導入するな!