21日が祝日のため、連合会は「柔軟な対応」を指示
勤務評価結果のA〜Eは、毎年7月1日から7月21日まで事務に請求すれば開示されます。今年は7月21日が祝日のため、連合会は「柔軟な対応」をするように各病院に指示しており、22日まで受けつける病院もあります。今回、開示請求できるのは3年分ですが、2013年度評価はまだ確定ではなく、苦情申立ての対象です。評価の開示請求も苦情申立ても同じ期間ですので、早めに聞きにいきましょう。「どうせC」でも、なぜCなのかを苦情処理制度を使って聞いてみましょう。今回の評価結果は、10月昇給、冬季一時金、そして来年の夏季一時金に反映されます。しかし、がんばっていい評価をとっても、成績どおりの結果が給与反映されるとは限りません。賃金に反映するときには成績のいい順に並べて、「特に優秀」は5%以内、「優秀」は20%以内に限定され、あとの75%以上の人はほとんどが「標準」の給料となります。
評価期間 | 給与反映 | 開示請求 | 苦情申立て |
2013年4月〜2014年3月 | 2014年10月昇給、2014年冬季一時金、2015年夏季一時金 | ○ | ○ |
2012年4月〜2013年3月 | 2013年10月昇給、2013年冬季一時金、2014年夏季一時金 | ○ | × |
2011年10月〜2012年3月 | 2012年冬季一時金、2013年夏季一時金 | ○ | × |
本当にAやBの人っているの? 評価結果調査にご協力を
組合は、A評価やB評価を受けた人がどのくらいいるのか、職種や年齢による評価の偏りはないかなど、勤務評価制度が本当に公正に実施されているかを調査しています。あなたの(1)評価結果、(2)職種、(3)年齢・勤続年数を組合に教えてください。多くの方のご協力をお願いします。
第52回定期全国大会開催
7月12日から14日、京都・聖護院御殿荘にて国共病組第52回定期全国大会が開催されました。勤務評価・新給与制度導入をめぐる東京都労働委員会での争いが6月に和解解決したことを受けて、今後、どのように勤務評価制度の改善を求めていくかを議論しました。また、回数別の特別夜勤手当の増額に加えて、準夜よりも深夜を厚く手当すること、増員・夜勤改善で過密労働を緩和すること、時間外請求や年休取得など労基法を守らせることなど、私たちの労働条件向上に取り組み、働き続けられる職場づくりをめざします。青年部を立ち上げ、若者の声と力によって、組合活動をもっと楽しいものにしていきます。ともにがんばりましょう。