スターオフィスに「冬季一時金の支給要綱勤勉部分の算定方法が変わります」が掲示されました。しかし、あの文書で大手前ではたらく私たちの一時金はどうなるか判断出来た方は少ないのではないでしょうか。
労働組合には、この件について意見書を求めてきています。その書きだしは「平成24 年度冬季一時金について、別添のとおり定めます」とされています。一時金・賃金など労働条件は労働組合との交渉を行って合意決定されてきました。今回、組合との交渉を行う前から切り下げを「定めます」とはどういうことでしょう。連合会本部指導と考えますが、この間継続交渉としながら協定破棄を通告してくる連合会に対して、労働組合は都労委に不当労働行為救済命令の申立を行いました。
どれだけの額になるの？ ＜組合試算＞
支給要綱から
昨年10 月〜本年3 月までの評価結果により
★Ｃ評価（標準）の職員Ｄ Ｅはさらに減だが、ほぼないと思うので約７５％の職員は
基準額×２．０５ヶ月（昨年実績） 勤勉部分の算定変更により２．０２ヶ月に
更に医業収支比率100 ％以下により１．９２ヶ月に
例：本俸20 万円地域調整手当15% ２９９００円の減額
★Ｂ評価（優秀）全職員の２０％ ４１０名として８２名の職員 ２．０２ヶ月
例：本俸20 万円地域調整手当15% ６９００円の減額
★Ａ評価（特に優秀）全職員の５％ ４１０名として２０名の職員 ２．１２ヶ月
例：本俸20 万円地域調整手当15% １６１００円の増額
職員のほとんどの方は自分の最終評価は分からないと思います。決められた期日までに、決められた書式で申し入れないと開示されません。（病院：評価制度手引き書に掲載されているから、期日書式に関してあらためて通知していない）支部役員は制度がきちんと動くか含め開示請求を行いました。
まったく認められない内容を「定めました」とする連合会、病院に対して反対の運動をすすめていきますが、反対の声を態度をしめすことが今必要です。組合加入を！
職場での絶対評価でも一時金に反映するのは病院全体での相対評価となっています。病院にはＡ評価、Ｂ評価の職種比率の開示を求めていきます。（評価制度が導入されてきた他の病院組織で、Ａ・Ｂ評価が一部の職種に偏っていたとの報告もある）
