国共病組

国共病組とは国家公務員共済組合連合会病院労働組合です

国共病組(こっきょうびょうそ)は国家公務員共済組合連合会病院で働く仲間の労働組合です。
国共病組の正式名は「国家公務員共済組合連合会病院労働組合」と言い、1959年2月に結成されました。
連合会病院の14の病院が結集している組合です。連合会病院で働く仲間は、職種や雇用形態にかかわらず、どなたでも加入できます。
患者さんから喜んでもらえる仕事がしたい。明るく生き生きと健康で働き続けたい。
そして自らの生活をより人間らしく豊かなものにしたい。 こんな思いを実現するために労働組合は存在しています。
組合には、仲間の暖かい心、人間的なふれあいがあります。 何でも話し合い、信頼しあう人間関係があります。
あなたの悩みをともに悩み、理解して、一緒に解決しようという仲間がいます。
希望に燃えて、働くことの楽しさ、生きていることの喜びを、心から感じることのできる職場を一緒に、力を合わせて作っていきませんか。

  

130701 評価結果を聞きにいこう!

開示請求・苦情申立期間は7月1日から21日まで

 みなさん、うれしい夏のボーナスが出ましたね。でも、組合は怒っています! 連合会は一方的に、夏季一時金に勤務評価結果(2011年度の評価)と病院実績(2012年度下半期の経営状態)を反映させてしまいました。したがって「基準額×1.9月」より多い人もいれば少ない人もいます。一握りの成績優秀者への加算のために、多くの職員が一時金を減らされています。評価者の感情が入り込む不透明な評価で、職員同士が競わされて、職場はギスギス、バラバラ。チーム医療が破壊されていちばん迷惑するのは患者さんです。安心・安全の医療を守るため、組合は勤務評価制度の中止を求めて交渉を続けます。

連合会の勤務評価賃金反映スケジュール
評価期間 結果の開示 賃金への反映
2011年度(2011年10月〜2012年3月) 2012年7月 2012年冬季一時金、2013年夏季一時金
2012年度(2012年4月〜2013年3月) 2013年7月←いまここ 2013年昇給(10月)、2013年冬季一時金(12月)、2014年夏季一時金(6月)

2011・2012年度の評価を開示請求できます

評価がおかしいと思ったら苦情申立を(2012年度分に限る)

 評価がDやEでない方は、評価結果は自分で聞きにいかなければわかりません。「開示請求すると自分の評価が不利になるのでは?」などと心配しなくても大丈夫です。請求だけでなく、評価に納得がいかずに苦情申立をしてもあなたの不利にはなりません(不利益取扱いの禁止)。連合会は今年10月から勤務評価を昇給に反映させようとしています。生活の糧である私たちの給与が、よくわからない評価に左右されるなんていやですね。A評価=特に優秀が5%以内、B評価=優秀が20%以内とはいえ、この人数は院長裁量で決めるため、評価どおりの給与反映がされるとは限らないのです。A評価やB評価をとったとしても、1ランク下の評価の給与にされてしまうかもしれません。自分の評価はしっかり確認しておきましょう。

評価結果開示の手順

1.「評価結果開示請求書」を病院事務部(総務課、庶務課など)に提出
2.二次評価者が「評価結果開示所」で本人に通知

A評価なんているの? 連合会が示さない「評価の分布率」

 評価は本当に公平だろうか? 職種による偏りがあるんじゃない? 病院によって評価の厳しさが違うの? みなさんの疑問を晴らすために、組合は「評価の分布率」の開示を求めていますが、連合会はずっと拒否しています。A・B評価が少なくてC評価ばかりなら、病院は人件費を抑えられます。また、医師確保対策として、医師ばかりがA評価を受けるということもありえます。A・B評価を受ける人がはじめから限られていては、「がんばる人が報われる」制度ではありません。勤務評価が「勤労意欲を高める」「透明で公平な制度」であるというなら、連合会は評価の分布率を示すべきではありませんか?

国共病組第51回定期全国大会 7月13日〜15日 京都・聖護院御殿荘で開催