連合会は一時金については昨年と同率の提案を示しました。国共病組は、夏季一時金の他に、夏休みや7月施行予定の育児・介護休業法改正の取り扱いをはじめ以下のような要求も出しています。
一時金以外の要求
1.非常勤職員の均等待遇
(1)常勤的非常勤の職員化(7時間以上の契約で常勤と同じように働く職員の常勤化)
(2)子の看護・介護休暇は非常勤職員にも有給で補償すること
(3)非常勤職員の忌引を職員と同じにすること。(非常勤は配偶者、父母、子 各3日だけとなっていますが、職員は配偶者・父母は7日、子は5日で祖父母もあります。身内の死の弔事が雇用形態で変わるわけではないので、均等待遇からいえば職員と同じを要求します)
2.違法当直の是正(当直の法的基準を超えて夜間業務をしているところは法令遵守でいくべき)
3.院内保育所補助の拡大(自主運営で赤字になってるところには、その補填をすること)
4.手術室等で夜間「待機」としているところは、勤務実態にあわせた適正な勤務体制とすること(当直と同じよう法律上の規制が適応するのか? 当直料に比べると待機料は半分? 何故離職が多い?)
5.定年後再雇用制度の協定化(5段階評価による選別をなくし、希望する者全員を再雇用すること)
−などなどです−
勤務評価制度については、「第一次試行(11月〜3月の約4ヶ月)の検証がまとまった段階。その検証内容と今後の予定を6月7日の団交の冒頭に説明したい」
勤務評価制度を言う前に、あいかわらずなくならない「違法な労務管理」をまず正して欲しい。時間外は書くな、年休はあげない、勝手に年休を入れる、年休の理由を聞く、妊婦に“本人が希望”と夜勤させ、週2回以上の当直、月2回以上の日直させても平気。
こうしたことを違法だと知らずに当然の権限として行使している中間管理者達がいます。法律にもとづくルールが守れてはじめて役職になれるはずです。連合会は少なくとも私達に約束した「法令遵守」は実行するよう病院を指導してください。
7日からの連合会交渉に向けて仲間を増やそう!