4月からの本院検査部の夜勤交替制について、2勤務分の長時間労働でありながら休憩が1時間しかないことについて、病院は「8時間超えで休憩1時間、法的な問題はない」と説明しました。組合は、「2勤務なら労働時間は15時間30分となるが、14時間30分を2勤務分として扱うか」と質問し、病院は「2勤務分として扱う」と回答しました。
休憩は23:30から1時間、夕食は勤務時間中にとる
休憩は23:30から1時間が基本だが前後することもあるだろうとの回答でした。また、夕食時間は「勤務時間中に交代でとる」ことを確認しました。なお、1月団交で2月に組合に提出するとしながらまだ渡されていない4月の勤務表については、4月24日(月)に受けとることになりました。連続勤務や休日、配置人数などの労働条件を組合でチェックして、問題があれば次回交渉でとりあげます。
分院検査室は「実働分のみ時間外支給」なら不払い発生!
分院検査室はまだ人がそろわないために、しばらく当直を続けることになります。病院が「実働分の時間外を支給する」と述べたことに対し、組合は、厚労省労働時間ガイドラインでは「手待ち時間も労働時間」であり、当直の拘束時間はすべて時間外を支給するよう要求しました。病院は「検討する」と回答し、継続協議となりました。
新人看護師の超勤不払い「なかった、1時間程度だった」?
新人看護師に時間外が払われていない問題について、各病棟1人の出退勤時間と時間外申請の乖離を調査した結果、病院は「なかった、1時間程度だった」と回答しました。これは「不払いが1時間あった」ということです。組合には看護師から相談が寄せられており、とても1時間程度の話ではないと考えています。これも継続協議となりました。
病院も「時間外申請ができない雰囲気を改善したい」
個々の職員がきちんと時間外申請できれば不払い問題は起きません。病院としても法律違反の不払い労働は一掃したいとの考えであり、啓発に力を入れるとの発言がありました。
非常勤無期転換の2018年1月転換の申込み期限は未定
非常勤無期転換制度の申込みははじまっていますが、いつまでに申し込むと2018年1月に転換するかの期限は未定との回答でした。あらためて病院に制度の周知を求めました。
非常勤職員の忌引きに休日の土日は含まないことを確認
非常勤職員の忌引きに休日を含む規定について、病院は「削除する」と回答しました。