職場でのあらゆるハラスメントは許されません
セクハラ（セクシュアルハラスメント）
性的な冗談やからかい、食事やデートへの執拗な誘い、身体への不必要な接触など、意に反する性的な言動が行なわれ、拒否したことで不利益を受けたり、職場の環境が不快なものとなることをいいます。対象者は同性に対するもの、性的少数者（LGBT）も含みます。
パワハラ（パワーハラスメント）
職務上の地位や人間関係などの職場での優位性（地位の優位性だけでなく、同僚間での人間関係、知識や経験の有無による優位性などさまざま）を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与えたり、職場環境を悪化させられる行為をいいます。
マタハラ（マタニティハラスメント）
妊娠・出産したこと、育児のための制度を利用したこと等に関して、解雇、降格、減給、不利益な配置転換、契約更新しないなど、上司・同僚が就業環境を害する言動を行うことをいいます。
介護ハラスメントもダメです！
妊娠・出産・子育て支援制度を使わせないのは法律違反！
下のような発言は労働基準法、男女雇用機会均等法、育児・介護休業法などに違反します。上司・同僚からのハラスメントにお困りの方はすぐに労働組合にご相談ください。
- 「産休・育休は認めない」と言われた。
- 妊娠を報告したら「退職してもらう」と言われた。
- 妊娠を報告したら「次の契約更新はしない」と言われた。
- 「就職したばかりのくせに産休・育休とるのは図々しい」と言われた。
- 2人目を妊娠したら、「いったん病院をやめて子育てが落ち着いたら再就職してはどうか」と言われた。
- 「夜勤免除は認めない」と言われた。
- 業務の軽減が認められているが、「あなたばかりずるい」と言われる。
- 子育て支援の「勤務時間短縮」「時間外免除」を認めないと言われた。
- 時短をとると「あなたのせいで周りが迷惑している」と言われる。
- 時短をとっているのに、定時まで帰れない。
- 「夜勤ができないならパートになれ」と言われた。
