3月27日、組合と病院の団体交渉を行いました。看護部の問題をとりあげましたので、主に看護部長が回答をしました。
「8時半から情報収集の時間をとっている」
8時半始業の30分前や1時間も前から来て情報収集する人がいるため、時間外を払うことを要求しました。看護部長は「8時半より前は情報収集しないように指導している。8時半からペアと一緒に情報収集する時間をとっている。電カルなのでその場で確認ができる」と回答しました。それでも早く来る人は、「本人が納得するために早く来ているのではないか」と考えているそうです。
「外来診療の準備は8時半で間に合う。開始が早いところは時間外」
「外来は9時診療開始なので8時半から準備をすれば間に合う。外科は8時半診療開始なので超勤を書いてもらっている」とのことです。
研究発表は「負担感があるのはよくない」
研究発表のために自分の休日の土曜日に来ても時間外が出ないことについて、看護部長は、「できるだけ多くの人が参加できるように土曜日にしている。研究への参加は強制していない。研究のための時間外は1時間程度は認めている。」と回答しました。研究発表そのものについては、「負担感があるのはよくないので、毎年でなくてもいいよう検討している」そうです。
「パート職員にも超勤簿はある。周知徹底する。」
きちんと時間外請求できるパートの看護助手やヘルパーがいる一方、「超勤簿がないので請求したことがない」という相談があったため、団体交渉でとりあげました。事務部長は「パートにも超勤簿はある。入職時と毎回の更新時に説明しているが、周知徹底する」と回答しました。
「時短の人は周りのサポートで帰すようにしている」
育児のための時間短縮をとっている人を時間に帰すために、周りの人がサポートして業務を引き継いだりしますが、部署によっては協力できる人がいないという場合があります。組合は時短の人の配置について配慮を求めており、病院も努力はしているようですが、「時短をとる人がたいへん多い」ということでした。