病院は労基署と相談して、2017年4月までに是正することになりました。
現在、検査部でやっている当直は、法律で決められている「宿日直許可」がクリアできない違法状態です。許可取り消しになると夜間の検査業務ができなくなるため、直ちに是正しなくてはなりませんが、病院は三田労基署に相談して、2017年4月までの猶予をもらって、交替制に向けて検討をしているところです。
なお、日勤−当直−半日勤務の28時間拘束から、日勤−当直で朝帰る24時間拘束になって「楽になった」という声が多いですが、実はこれでも違法です。
交替制にするには、増員が必要です。
交替制というのは、日中の勤務の人と夜間の勤務の人が交替で働くことをいいます。夜勤に入る人は、その日の日中と、翌日の日中は勤務には入りません。アンケートでは「理想的」、「素晴らしい」と評価されましたが、多くのみなさんが指摘するように、日中の勤務者が減るため、負担が増えないようにするには、どうしても増員が必要です。
病院は後補充だけでどうするつもり?
アンケートで「交替制に反対」の理由としてあげられているのは、「増員できない」から「日中の業務負担が増える」というものです。「増員しない」と病院が決めたのでしょうか。検査部では退職者の後補充で2名採用しただけのようですが、増員しないでどうやって交替制にするつもりでしょうか?
「違法でもいい、収入を減らしたくない」
「交替制に反対」のもう一つの理由が、「当直手当と超勤手当がなくなって収入が減る」よりは「違法当直を続けたい」というものです。病院は「虎の門に違法はあってはならない」という方針で改善を進めていますが、検査部のみなさんに理解していただいているのでしょうか?
どのような計画で進めているのか、病院に説明会開催を求めています。
アンケートからは、病院の検査部のみなさんへの説明不足が明らかで、「職場の意見を聞いてもらえない」という不満が出ています。組合はみなさんのご意見をしっかり病院に届け、ひきつづき増員と説明会開催を要求していきます。
栄養部の11月勤務表のチェックを11月1日に行いました。
休日10日はきちんと振り替えられて付いており、年休もほとんどの職員が取得していました。非常勤職員の病院レクは年休で参加となっており、問題はありませんでした。