苦情も言えず公正性・納得性・透明性が確保されない
9月24日、組合は連合会に対して、10月1日実施予定の勤務評価の昇給反映の中止を求める要求書を提出しました。連合会は、勤務評価の「公正性・納得性・透明性」の確保をするために苦情処理制度を設けると説明していましたが、前号、今号ニュースでもおしらせしているように、勤務評価の結果開示が期日までに行われなかったために、苦情申し立てができなかったケースがあります。実際に病院では勤務評価が「手引き」どおりに運用できていないのに、給与に反映されるのは納得できません。連合会は勤務評価の給与反映を中止せよ!
5年2号俸昇給が廃止され、毎年C評価(標準)なら定期昇給の4号俸だけになって賃下げですが、連合会がこのことを職員に説明していないのは不誠実です。次回の東京都労働委員会は10月2日です。応援よろしくお願いします。
職場のチームワークを壊す勤務評価はすぐに中止を!
勤務評価の問題が続々と報告されています。
- 全員C?
結果はすぐに開示されたが、総務課長が結果を渡すときに「みんな同じ」と言った。AもBもいないとはどういうことだろうか?
- 結果が1か月後に
評価結果の開示が8月21日にありました。「たいへん遅れてすみません」と書いてありましたが、謝ってすむことですか? 私の給与に反映されるんですよ!
- 評価が高くても違和感
勤務評価はBでした。C評価の同僚と10点しか違いません。同期に入職したなかまと差をつけるなんて、なんだかいやな気持ちがします。
- 評価者にも戸惑い
わずかな点差でBやCに振り分けるのですが、格差を作り出すことががんばった職員を評価することになるのでしょうか? 給与反映の5%、20%も相対評価で矛盾しています。
連合会は「勤労意欲を高める」などと言いますが、職員は高い評価を求めて競い合うよりも、みんなが和気あいあいとした職場で、力を合わせたチームワークで、気持ちよく働きたいと思っているのです。組合は、給与反映のみならず、勤務評価自体の中止を引き続き求めていきます。