6階病棟では、病欠の交替のために準夜勤務2回の看護師に、もう1回準夜勤務をさせるという、三連続準夜を行なわせました。また、深夜勤務者の病欠のため日勤者に深夜勤務を命令しました。
現在、病棟は7対1看護のため40人弱の看護師がおり、一人6回ほどの夜勤で夜勤回数8回以内を守られている現状です。それにもかかわらず、斗南病院では行なわれていない三連続準夜、8時間しか勤務間隔のない日勤準夜など、私たちの健康や、生活をおびやかすことを行ないました。
夜勤は健康に有害なために、回数や方法は厳格に管理していかなければなりません。また、看護師の夜勤は乳がんの発症リスクを上げ、夜勤の疲労により患者さんの安全を守ることが難しくなります。
斗南病院では、組合の長年の交渉により日勤深夜、三連続夜勤、二交替夜勤など劣悪な夜勤を行なわないようにし、看護師の労働条件を守っています。ICUで行なわれている二交替夜勤は、病院にも三交替にするよう申し入れを行なっています。
看護協会は、看護師の長時間勤務、夜勤などにより離職者が多く、ワークライフバランスの改善を提言しています。結婚、出産、育児、介護など、個人のライフステージに合った働き方を組合と一緒に要求していきましょう!
組合に加入し、働き続けられる病院にしていきましょう!!
2月7日団体交渉
斗南病院と、秋闘支部要求回答書に基づいて団体交渉を行いました。
1.四人夜勤について
病院:現在は考えていない。しかし、病棟の患者の状況、看護度などにより、今まで通り臨時的に師長、部長の判断で四人夜勤は行なえる。
2.けが災害救急、消化器二次救急の準夜四人夜勤について
病院:けが災害救急は四階病棟が当番病棟で、準夜勤務を四人とする。
消化器二次救急は、二つの病棟を当番病棟とし、準夜勤務を四人とする。
当番病棟は、分かるように掲示する。
3.準夜勤務三連続準夜、日勤深夜について
病院:勤務表を作る段階では、この様な勤務は作っていないが、急な病欠者の場合難しい場合があるため、協力願いたい。
4.組合:自殺患者が出たことによる、病院としてのフォローがないのではないか。当該病棟で、師長との面談もまだ行なわれておらず、職員の精神的フォローが重要ではないのか?
病院:精神的フォロー、当該職員と事例を振り返りや、MRMでも検討。産業医や、労働安全衛生委員会があるため、不足部分を行なっていきたい。
5.新病院について
組合:設計図が出来る前に、職員の意見を聞き患者、職員の使いやすい病院にして欲しい。院内保育所、組合事務所も設置希望。
病院:まだ全くの白紙。
6.冬季一時金の勤勉部分について、職員の評価が分からずどれだけもらっているか不明。給与明細に評価結果を記載するなど、斗南病院として工夫して欲しい。
病院:連合会の指示。評価結果開示は7月のみ。本人が直接聞きに来れば、計算などは教えます。