国共病組

国共病組とは国家公務員共済組合連合会病院労働組合です

国共病組(こっきょうびょうそ)は国家公務員共済組合連合会病院で働く仲間の労働組合です。
国共病組の正式名は「国家公務員共済組合連合会病院労働組合」と言い、1959年2月に結成されました。
連合会病院の14の病院が結集している組合です。連合会病院で働く仲間は、職種や雇用形態にかかわらず、どなたでも加入できます。
患者さんから喜んでもらえる仕事がしたい。明るく生き生きと健康で働き続けたい。
そして自らの生活をより人間らしく豊かなものにしたい。 こんな思いを実現するために労働組合は存在しています。
組合には、仲間の暖かい心、人間的なふれあいがあります。 何でも話し合い、信頼しあう人間関係があります。
あなたの悩みをともに悩み、理解して、一緒に解決しようという仲間がいます。
希望に燃えて、働くことの楽しさ、生きていることの喜びを、心から感じることのできる職場を一緒に、力を合わせて作っていきませんか。

  

120615 「特定看護師」導入が無慈悲な激務に輪をかける? 医療ミスの続発も危ぶまれる新制度の“理想と現実”

 特定の医療行為を看護師に担わせるために、国は「看護師特定能力認証制度」によって「特定看護師」を作りだそうとしています。いまでも人手不足で過労死寸前の看護師に、これ以上、仕事を押しつけないでください! 私たちは、安全な医療の提供と看護の専門性を守るために、この制度に反対します。

 「特定看護師」問題をとりあげた小林美希さんの記事を紹介します。ぜひお読みください。
ダイヤモンドオンライン[2012年6月15日]
http://diamond.jp/articles/-/20088

高齢患者急増で過労死寸前! 看護師の「悲惨な職場」を救え【第4回】

「特定看護師」導入が無慈悲な激務に輪をかける? 医療ミスの続発も危ぶまれる新制度の“理想と現実”

小林美希労働経済ジャーナリスト) 

厚労省が導入を進める「特定看護師」。医療の効率化を目指す理想とは裏腹に、現場からは悲鳴が上がる。新制度の導入は看護師の激務に輪をかけ、医療ミスを続発させかねないというのだ。そうなれば、しわ寄せを被るのは“患者”である。

  • 医療の効率化を目指す「特定看護師」 理想と現実の間に横たわる“危うさ”
  • これは違法行為ではないのか――医師から会陰切開を命じられた助産
  • 「診療の補助」と「医行為」との線引きには、グレーゾーンがある
  • 最悪の場合は患者の皮膚組織が壊死 抗がん剤を投与した道子さんの苦悩
  • 認証制度化の教育を受けなくても「具体的指示」で特定行為ができる危険
  • 業務に忙殺されてミスと隣り合わせ この上、特定行為が増えたらどうなるか
  • 丁寧な看護師の評価が下がり、特定看護師ばかりが評価される矛盾
  • 行政に現場の声は届いているか? 何より先に看護師不足の解消を