国共病組

国共病組とは国家公務員共済組合連合会病院労働組合です

国共病組(こっきょうびょうそ)は国家公務員共済組合連合会病院で働く仲間の労働組合です。
国共病組の正式名は「国家公務員共済組合連合会病院労働組合」と言い、1959年2月に結成されました。
連合会病院の14の病院が結集している組合です。連合会病院で働く仲間は、職種や雇用形態にかかわらず、どなたでも加入できます。
患者さんから喜んでもらえる仕事がしたい。明るく生き生きと健康で働き続けたい。
そして自らの生活をより人間らしく豊かなものにしたい。 こんな思いを実現するために労働組合は存在しています。
組合には、仲間の暖かい心、人間的なふれあいがあります。 何でも話し合い、信頼しあう人間関係があります。
あなたの悩みをともに悩み、理解して、一緒に解決しようという仲間がいます。
希望に燃えて、働くことの楽しさ、生きていることの喜びを、心から感じることのできる職場を一緒に、力を合わせて作っていきませんか。

  

110210 虎の門:3交替か2交替かは職場の声で決まる!

アンケート結果で反対が多ければ9階2交替導入は止まります

 これまで病院は「2交替制は職場の“総意”だから導入したい」と説明してきました。しかし、組合には疑問・不安の声がたくさん届いています(1月30日ニュース)。昨年8月に口頭で一人ひとりに説明し意思確認したと、病院はいいますが、9階の職員に聞くと、「私は意見を聞かれていない」という人が何人もいました。また、「意見をいえる雰囲気ではない」とか「2交替制の条件はあとから少しずつ出てきた」「身体がもつか不安」など、いろんな意見が寄せられました。
 2月8日の労使交渉で、組合は「職場の総意でないことは明らかだ」と指摘し、3月試行に入る前に書面で一人ひとりの意向を調査するよう強く迫りました。病院は渋りましたが、異動希望調査と一緒に2交替制試行に賛成か反対かの意向を調査する、アンケート結果で3交替希望が多ければ再検討すると約束しました。今度の意向調査で、9階病棟で2交替制を3月から試行するのか、それとも3交替制のままかが決まります。決めるのは9階の職員です。

8階病棟は投票で3交替を選びました

 意向調査は今週末から、9階病棟の職員全員を対象に、(1)2交替制の3月試行実施に賛成か反対か、(2)もし2交替になった場合に異動を希望するどうかを聞かれます。異動希望調査を兼ねていますので記名式ですが、選挙のように投票箱に入れて、後日開票することになっています。
 9階のみなさん、自分の率直な思いをきちんと書きましょう。
 アンケートの結果、もし2交替希望が多かった場合には、希望者は他の部署に異動させると病院は約束しました。ですから、希望する部署も必ず書いてください。もちろん、「9階病棟が好きだから異動は希望しない、2交替には反対」という意見だってOKです。

16時間夜勤の代償措置は何もなし

 休日は南北5人体制のままで、どちらかの病棟で1人夜勤の時間帯が3時間も出てしまう、仮眠は90分しかなく、静かに眠れるような仮眠室が準備されていない、勤務表のシミュレーションを見ると、1週間に夜勤が2回(4日)もある、夜勤のあとの連休が保障されていないなど、病院提案には16時間長時間夜勤に対する代償措置がありません。「可能な限り対応する」「配慮する」などと、あいまいな回答に終始しています。条件整備が不十分なまま2交替が導入されると、いっそうたいへんな職場になってしまうのではないでしょうか。2交替を導入したいなら、働く人のことを考えて、本来なら長時間夜勤の代償措置を提案すべきですし、多くの病院はそうです。


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