国共病組

国共病組とは国家公務員共済組合連合会病院労働組合です

国共病組(こっきょうびょうそ)は国家公務員共済組合連合会病院で働く仲間の労働組合です。
国共病組の正式名は「国家公務員共済組合連合会病院労働組合」と言い、1959年2月に結成されました。
連合会病院の14の病院が結集している組合です。連合会病院で働く仲間は、職種や雇用形態にかかわらず、どなたでも加入できます。
患者さんから喜んでもらえる仕事がしたい。明るく生き生きと健康で働き続けたい。
そして自らの生活をより人間らしく豊かなものにしたい。 こんな思いを実現するために労働組合は存在しています。
組合には、仲間の暖かい心、人間的なふれあいがあります。 何でも話し合い、信頼しあう人間関係があります。
あなたの悩みをともに悩み、理解して、一緒に解決しようという仲間がいます。
希望に燃えて、働くことの楽しさ、生きていることの喜びを、心から感じることのできる職場を一緒に、力を合わせて作っていきませんか。

  

101220 一時金での中労委あっせん不調

“賃下げ4月さかのぼり”一時金不利益遡及問題

 国共病組は年末一時金交渉が11月24日に決裂したもとで、中央労働委員会にあっせん申請していましたが、そのあっせん作業が12月16日と17日におこなわれました。組合は、連合会の12月1日改定で合意した給与改定について、4月にさかのぼって給与改定したものと計算し、それを一時金から差し引くのは不利益遡及であり、撤回すべきと主張しました。連合会はそれに対し、計算方法は不利益遡及ではなく、一時金支給の計算方法のひとつである。連合会は公務員準拠となっているなどと主張し、平行線をたどりました。組合は、同業他社もそのような労使対立を招くようなことはやっておらず、連合会も昨年はしなかったので全く納得できないとねばり強く主張しましたが、双方の主張がおりあわず、不調という結果に終わりました。この冬の一時金は12月10日に支払われた額のままです。組合は不利益遡及には合意していません!

労働組合法の精神に則り、安定した労使関係を」

 あっせん作業終了の際、あっせん員から「医療事業はきわめて公共性の高い事業であります。安定した労使関係は事業運営の基礎となるものでありますので、労使双方におかれましては、今後とも、労働組合法の精神に則り、発生した問題についてその考え方を丁寧に説明するなど、信頼関係にもとづく安定した労使関係の形成に努められるよう要望します。」との発言がありました。

広島記念病院事件の和解は1月へ

 組合との十分な協議なく2交替制導入を強行して、地労委で不当労働行為の改善命令が出された広島記念病院事件は、舞台を中央労働委員会に移して継続協議をしています。中労委での和解協議が12月15日におこなわれましたが、最終的な判断は1月12日に持ち越されました。

増員・夜勤改善署名ご協力ください!

「大幅増員と夜勤改善で安全・安心の医療・介護の実現を」

 看護師など夜勤交替制労働者の労働時間を1日8時間、週32時間以内、勤務と勤務の間隔を12時間以上とすることをはじめ、医療・社会保障予算を増やして大幅増員、患者・利用者の負担減、安全・安心の医療・介護の実現を求めています。ぜひご協力ください!