国共病組

国共病組とは国家公務員共済組合連合会病院労働組合です

国共病組(こっきょうびょうそ)は国家公務員共済組合連合会病院で働く仲間の労働組合です。
国共病組の正式名は「国家公務員共済組合連合会病院労働組合」と言い、1959年2月に結成されました。
連合会病院の14の病院が結集している組合です。連合会病院で働く仲間は、職種や雇用形態にかかわらず、どなたでも加入できます。
患者さんから喜んでもらえる仕事がしたい。明るく生き生きと健康で働き続けたい。
そして自らの生活をより人間らしく豊かなものにしたい。 こんな思いを実現するために労働組合は存在しています。
組合には、仲間の暖かい心、人間的なふれあいがあります。 何でも話し合い、信頼しあう人間関係があります。
あなたの悩みをともに悩み、理解して、一緒に解決しようという仲間がいます。
希望に燃えて、働くことの楽しさ、生きていることの喜びを、心から感じることのできる職場を一緒に、力を合わせて作っていきませんか。

  

101106 三宿:時間外手当を請求していますか?

 10月の看護職員アンケートにご協力いただき、ありがとうございました。「時間外手当の請求」については、(1)ほとんど毎回、実際の時間を請求している26.7%、(2)短く請求する53.3%、(3)請求しない20.0%という結果でした。

 (2)、(3)と答えた方には理由を聞きました。

  • なるべく残業しないように言われているから。
  • がんばればもう少し早く終わったかもしれないから。

がんばったけど、結果的に残業になってしまったのでは?

  • 請求が多いと上から注意されると聞いたので。
  • 記録する時間は請求してはいけないと言われた。
  • 新人のころ、そうしろと言われたから。
  • みんなが残業しても請求しないから。

上司から請求してはいけないと言われているケースが多いようです。ほかには、

  • 早めに来て情報を取る時間は自分で勝手に来ているので。

いわゆる前残業です。情報収集は必要な業務だからしているんですよね。

  • 経営のことを考えると気兼ねする。

労働者が自分の権利よりも経営のことを考えて、ただ働きするんですか?

業務が時間外に及んだときは、ちゃんと時間外手当を請求しましょう。

 終業時間後だけでなく、早く出勤して準備をする場合や、昼休みなどが規定通りの時間とれなかった場合も時間外の対象です。不払い労働(サービス残業)があるということは、経営者はお金を払わずに労働者を使えるのですから、人手も増えず、職場はよくなりません。


これらはすべて業務です。

 始業開始前の情報収集 ◆看護研究(出席をとるなど何らかの形で参加が強制されているもの、評価に反映されるもの) ◆看護計画、退院・転院サマリー ◆臨床指導者の実習記録の点検 ◆業務上の研修会、委員会、会議など

連合会本部が示す時間外手当支給の4つの判断基準(2008年8月6日)

(1)参加が義務付けられている場合や、たとえ自由参加形式であっても、出席しないことで不利益が定められ参加せざるを得ないような場合には事実上参加を命令されていると判断する。
(2)院内研修等で義務でない活動とする場合は、事前に自由参加であることを明示すること。
(3)法令で病院が義務付けられている教育訓練等に参加する場合
(4)業務と関連のない私的なサークルの会合や自主的研究会の類を除き、病院内の業務上の問題を解決・改善する等のために設置されているものは、業務とみられ、労働時間になるものと考えられる(職場会、病棟会、病棟カンファレンス等もこれに当たります)