(午後2時より5時30分まで)
賃金・諸手当については、改善を約束すること
今年度は、全体で黒字が見込まれているが、まだ半数の病院が赤字であり、病院経営の状況をみながら回答したい。
勤務評価制度を導入しないこと
評価者の資質が問題、法令遵守や基本的労務管理に関する知識がなく職員の士気をむしろ低下させている。評価者を指導することができず、公平で公正な勤務評価制度などありえない。
評価者の資質については、試行を繰り返し行い、また研修を続行して評価の均質性をはかりたい。法令の面や労務管理については新任の管理者研修をおこなう。労働時間関係などを習得させていきたい。
二交替制(長時間夜勤)
労働安全衛生上の観点からも科学的に有害であると世界的に証明されている。
夜勤時間の制限協定もない勤務体制であり、経済効果だけを追求することについては本部とし「導入は好ましくない」と指導すべきである。労働安全衛生上、二交替の方が有害性が少なく科学的な根拠があるなら示すこと。離職の理由をきちんと把握すべきである。
危険有害業務であると法令で禁止されているものではない。各病院の実情に合わせ管理者が判断するものと考えている。導入については、交渉すべき事項と考えているので、労使でよく話し合ってもらいたい。
仕事と子育ての両立支援 法改正に伴う整備の実施
子(小学校就学前の子)の看護休暇の拡充など育児休業法の改正に添って規定の整備を法令を踏まえ準備中。
後日提案したい。短時間正職員制は、看護部長達の意見では導入した場合、夜勤に支障をきたすのであらたな制度の導入より、現在ある「勤務時間短縮制度」(1日2時間まで)を活用、定着させていきたい。
その他以下のような内容も明日引き続き交渉します
- 違法当直の一掃に伴い、手術室勤務の“院内待機”は当直なり交替制にするなどし、脱法行為は改善すること。
- 非常勤職員の待遇改善
・フルタイムの非常勤職員は職員と同じ処遇とすること
・時間の短い職員についても、地域相場ではなく職員の時給を基本とし、昇級制度、諸手当、休暇についても職員との均衡をとること
- 再雇用制度の協定化に向けて具体化
引き続き7日のストライキ体制を強化してください