4月8日のストは中止します
賃上げ・諸手当の改善について
「原則として公務員の給与に準ずるとしているが、直営病院の経営状況を踏まえたうえで回答したい」と秋に具体的に提案するとしています。「今年は黒字が見込まれる」と発言していることから、組合は「回答に期待している」と人勧に関わらず賃上げの回答をすることを強く求めました。
離職防止対策として仕事と育児の両立支援のための
「勤務時間短縮」制度の定着を図ると約束
「2交替制勤務の導入は、労働条件の変更であり、労使で十分話し合うよう指導する」
違法な派遣・委託等に対しては
「労働者派遣法の趣旨について、管理者会議の場等において周知する」
- 育児のための短時間勤務制度の導入要求に対して、連合会は、現在ある3歳未満の子を持つ者が利用できる1日2時間の「時間短縮制度」の利用率を上げていくことで子育ての職員の離職防止を図るとしました。病院管理者が責任を持って制度の利用率を高めるということです。
- 偽装請負や派遣法違反(職員ではなく、同一職場の同じ業務を派遣で3年以上充てることはできない)、に対しては、法律を守るよう病院管理者にも周知することを約束。労働者派遣はあくまで正社員の補完であって代替ではないというのが法の趣旨です。
- 2交替は、一方的導入はできないこと、協議を尽くさない現地管理者は指導をしていくということです
その他
- 勤務評価制度については、一旦、3月末で試行は終了し、結果の検証は6月上旬にまとめ検証を受けてのあらたな案を示すとしていますが、組合はあらためて導入には反対を表明しました。評価者の資質を問題視する意見に対しては、繰り返しの評価者研修をする、労働法など正しい労務管理について習得してもらうというようなことを答えていますが、正しい労務管理の知識がない人達を評価者にすること自体が間違っていませんか?
- 手術室の院内待機は違法 現在、手術室は何の法的規制もない院内待機という内規で扱っている病院があります。法的規制もなく、手当も不当に安くされています。実態に基づく勤務体制にするよう要求。問題意識はあるので、実態を調査し回答するとのこと。
- 非常勤職員の処遇改善 法律に添って職員との均衡をとるよう周知する。休日出勤を要請する場合は、本人の都合等に配慮することを要求しました。(「できないなら辞めてもらう」などはダメ)