国共病組

国共病組とは国家公務員共済組合連合会病院労働組合です

国共病組(こっきょうびょうそ)は国家公務員共済組合連合会病院で働く仲間の労働組合です。
国共病組の正式名は「国家公務員共済組合連合会病院労働組合」と言い、1959年2月に結成されました。
連合会病院の14の病院が結集している組合です。連合会病院で働く仲間は、職種や雇用形態にかかわらず、どなたでも加入できます。
患者さんから喜んでもらえる仕事がしたい。明るく生き生きと健康で働き続けたい。
そして自らの生活をより人間らしく豊かなものにしたい。 こんな思いを実現するために労働組合は存在しています。
組合には、仲間の暖かい心、人間的なふれあいがあります。 何でも話し合い、信頼しあう人間関係があります。
あなたの悩みをともに悩み、理解して、一緒に解決しようという仲間がいます。
希望に燃えて、働くことの楽しさ、生きていることの喜びを、心から感じることのできる職場を一緒に、力を合わせて作っていきませんか。

  

100617 社会保険病院等を公的存続させる法案の成立をめざす声明

社会保険病院・厚生年金病院・船員保険病院等を公的存続させる法案の

臨時国会での早急な成立をめざす声明

2010年6月17日

日本医療労働組合連合会

健康保険病院労働組合

社会保険病院・厚生年金病院等の存続をめざす全国連絡会

1. 6月16日、第174国会が閉会し、社会保険病院、厚生年金病院、介護老人保健施設看護専門学校船員保険病院などの公的存続法案である「独立行政法人 地域医療機能推進機構法」は、残念ながら廃案となりました。

2.崩壊する地域医療への不安から、年間1500万人が利用する社会保険病院・厚生年金病院・船員保険病院等の公的存続を求める声が、国や政府にあげられ、昨年8月の衆議院選挙における主要政党選挙公約となり、先の国会における「独立行政法人 地域医療機能推進機構法案」の提出となりました。
 健保労組・日本医労連、地域住民の会など、地域医療の充実を求める全国の広範な人々との運動は、今国会での「独立行政法人 地域医療機能推進機構法」の衆議院通過を実現させました。
 しかし、6月2日、終盤国会において、多くの国民の批判により鳩山首相小沢民主党幹事長は辞任する結果となり、参議院選挙を目前とする国会会期から法案成立はならず、廃案となりました。
 あと一歩のところで、9年に及ぶ地域住民や職員の不安を解消するには至らなかったことは、真に残念です。

3.新たに就任した菅首相は、「より強い社会保障」をめざすとしています。
 健保労組・日本医労連、全国連絡会は、全国の労働組合や地域住民の会などと、いっそう強い連帯をつくり、医療崩壊を食い止め、地域医療をより充実させるために、参議院選挙後ただちに開催される国会において、なんとしても社会保険病院・厚生年金病院・船員保険病院等の公的存続のための新たな法案を、早期に成立させるよう、全力で奮闘するものです。

以上