日本医労連本部は、4月27日、国会内で、民主党・青木愛副幹事長に会い、民主党国会議員に紹介議員になって頂くように、要請書を手渡しました。http://www.irouren.or.jp/jp/html/menu12/2010/pdf/zouin_toso_news81.pdf
要 請 書
国民の健康とわが国の医療の向上のために、ご努力いただいていることに敬意を表します。
長寿世界一を誇る日本の医療は、長年にわたる医療費抑制策の中でも、現場の医療従事者の懸命な努力によって支えられてきました。
しかし、医療現場は長時間・過密労働に加え、医療技術の進歩や、医療安全に対する期待の高まりなどで、医師・看護師などの労働環境は厳しさを増し、深刻な人手不足と医療崩壊がひろがっています。
医師・看護師など医療従事者を大幅に増やし、安全・安心の医療の確立が求められています。さらに、介護を必要とする高齢者が増えているもとで、介護職員の待遇改善と人材確保も緊急の課題です。
医療・社会保障予算を大幅に増やし、医療・社会保障制度の再生をはかるために、以下の事項の実現を要請します。
記
1.医療・社会保障予算を大幅に増やし、産科・小児科・高齢者・救急などの地域医療体制を拡充・確保すること。
2.国の責任で医師・看護師・介護職員を大幅に増やし、安全・安心・信頼の医療を確立すること。そのために必要な法制定・法改正を行うこと。
3.医師・看護師・介護職員の確保と処遇改善をはかるため、診療報酬・介護報酬を引き上げること。医療・社会保障制度を抜本的に拡充すること。
以 上