12月20日の病院交渉で事務部長は、「移譲は決定ではない。年明けの県との調整会議の中では、予定通り病院が計画した2025プランを進めていくことを主張する」と明言しました。
国が統廃合対象公的病院424病院をリストアップした中に、六甲病院も名前が挙がっています。連合会本部も移譲という選択肢が議論されている事を認めながらも決定ではないとしています。
地域医療に対しては、3月までに県とそれぞれの病院が調整を行い、最終的に県知事が判断するということになっています。
地域にとってなくてはならない病院だということで「存続を求める住民の会」が発足。早速、署名やアンケート等の取り組みが始まりました。
地域住民の方々が「なくてはならない」と病院存続に立ち上がる!
「急性期を過ぎ在宅での生活に不安」「休日や夜間の急変にも対応してほしい」「介護者の事情で一時的に介護が困難な場合、短期に入院させてほしい」そうしたニーズに応える病院をなくさないで
KKR六甲病院は1950年の開設以来、70年の長きにわたり、地域住民のいのちと健康を守り続けており、政府の統廃合の一方的な指摘は全く実態に合わないものです。
また、神戸市立医療センター中央市民病院、神戸大学医学部附属病院、神戸労災病院、神戸赤十字病院などと連携し、回復期にある患者さんの対応はじめ、緩和病棟(ホスピス)、在宅医療支援など地域に必要な医療を提供する役割を担っています。こうした病院がなくなることには不安の声も多く聞きます。
私たちは、地域に根ざした安全・安心できる医療の実現のため、六甲病院を統廃合・移譲せず、公的病院として地域医療を維持・充実させることを求めるものです。